市議団だより−議会&市政の報告

【08.06.16】後期高齢者医療制度廃止を求める請願。日本共産党は紹介議員で奮闘

6月議会で審議される。自公は反対。民主も反対

   6月定例市議会に、市民団体から「後期高齢者医療制度の廃止を求める請願書」が提出されました。13日に開催された「環境福祉委員会」で審議されました。
 紹介議員として、日本共産党の大村よしのり市議が趣旨を説明しました。
 大村市議は、政府・与党が目先のごまかしで持ち出した「見直し策」について、「後期高齢者医療制度は二年ごとに保険料を自動的に値上げする仕組みです。厚労省の資料から試算すると、団塊の世代が加入するころには、保険料は今の二倍以上に跳ね上がります。」と述べ、小手先の「見直し」では、お年よりの苦しみは決してなくならず廃止しかないとの意見を述べました。
 自民、公明の各議員は、「高齢化社会が進んで、このままでは保険制度が破綻するから、この制度は必要」と言って反対。国会では「廃止法案」を提出した民主党の議員は、「参議院で『廃止法案』が可決され、政府が改善策を決定したので請願の必要性はない」と言って反対しました。『廃止法案』は、衆議院で民主党などが審議放棄して、採決の目処がたっていません。
6/13 環境福祉委員会での採択の結果

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る