【08.05.26】豊田市駅前再開発ビルが建築完了
税金投入は、なんと48億円
豊田市駅前の再開発ビル(コモ・スクエア)の住宅棟が完成して、全ての建築工事が完了しました。
総事業費は181億円です。そのうち、税金の投入は48億900万円と、26%にものぼります。税金投入の内訳は、国から25億3900万円、県から11億900万円、豊田市から11億6100万円となっています。
建築工事が最後になった住宅棟は、トヨタすまいるライフ(株)が販売する分譲マンション132戸などです。6月以降随時入居が始まるとしています。
他にコモ・スクエアビルに入っているのは、豊田キャッスルが営業するホテル、トヨタ自動車に賃貸するオフィスフロア、民間スポーツクラブのプールやトレーニングジム、飲食店などです。
民間ホテルやトヨタのオフィスを入れる「ハコモノ」を造るのに、なぜ、これほど多額の税金を投入しなければならないのでしょうか。これまで、破綻した「そごう」を誘致した駅西ビル、破綻した「サティー」を誘致した駅東ビルにも、いずれも多額の税金がつぎ込まれ、撤退後の尻ぬぐいにも税金が投入されてきました。
日本共産党市議団は、今後もハコモノ行政による税金のムダ使いに厳しいチェックを行っていくとしています。
※画像は、コモ・スクエアの分譲マンションを紹介したパンフレット