市議団だより−議会&市政の報告
【08.04.23】トヨタテストコースの用地交渉等に2億円の予算計上
新年度予算では、『豊田・岡崎地区研究開発施設用地造成事業への対応』として、2億円余が計上されています。これは、トヨタテストコースの建設用地のための予算です。いったい、2億円も、何に使うというのでしょうか。大村市議が、3月議会で詳細をただしました。
答弁によると、2億円のうち、1億7千万円は「補償説明業務委託費」として、民間の「日本補償コンサルタント協会」に支払うものだというのです。具体的には、土地・建物の買収のため、地権者を回って事業説明や、補償のための価格提示などをしながら交渉を行うというものです。特に、県外の地権者が多く、そこを回るとしています。
一方、旧豊田市や隣接する自治体などにいる地権者には、豊田市職員のうち、部長や課長など幹部が「庁内推進班」をつくって、日曜日などの休日に地権者との交渉にあたるとしています。「幹部」なので、休日出勤による時間外手当もつきません。特殊勤務手当350円 と、公用車で出かけていく場合の手当200円の計550円がつくのみです。