市議団だより−議会&市政の報告
【09.06.23】知的障害養護学校の「マンモス化」解消にむけて動きが
豊田地域から通っている知的障害養護学校は県立三好養護学校です。ところが、児童生徒数は384人と大規模化しており様々な問題が生じています。日本共産党豊田市議団は、これまでにも、この事態を改善するため、この地域での知的障害養護学校の新設を県に求める事、もしくは市で新設を検討する事(身体障害養護学校は、豊田市立で設置をしている経過がある)を市長に提起して改善を迫ってきました。
23日、議長からの情報によれば、県市議会議長会として知的養護学校の教育環境改善にむけて必要な措置を求める意見を提出する準備をしているとの事でした。また、市長会でも同様の趣旨を検討しているとの事。ようやく改善に向けて動きが出そうです。
そもそも、養護学校の現状の問題は、愛知県当局の責任が極めて大きいと言わなくてはなりません。全国の知的障害養護学校「マンモス」度の「ワースト10」のうち、愛知県下の養護学校が1位から3位に名を連ね、それも合わせて6校が入っているという異常な状況です。こういう分野にお金をかけずに「放置」してきた、この間の愛知県当局の対応が厳しく問われます。