市議団だより−議会&市政の報告

【08.07.10】市議団の視察報告…京都府・美山町

かやぶき屋根の里を生かした「日本一の田舎づくり」

   10日、日本共産党市議団は南丹市・美山町を視察しました。合併町村地域の活性化にむけてのヒントを得ようというものでした。
 平成18年1月に美山町をふくむ4町が合併して南丹市になりました。美山町には213棟ものかやぶき民家が残存しています。美山町時代からかやぶき民家群を保存地区に指定して日本の原風景を押し出して観光や都市との交流の事業をすすめてきました。現地で、お話を聞く中で、地元の意欲や様々なアイディアに本当に感心しました。一番、印象深かったのは、合併後の現在も「美山町」を前面に押し出している事です。最近つくられた観光アクセスのパンフレットの表紙も「かやぶきの里 京都・美山町」という大きなタイトルが踊っています。「南丹市美山町」ではないのです。
 例えば、「香嵐渓のさと 愛知・足助町」というタイトルを、新しくつくるパンフレットに載せるようなものです。豊田市に「編入」された足助という位置づけでは、こんなタイトルはつけられないというのが、わが地域の実態ですから、この意気込みや、豊田市側の度量の差を一番大きく感じました。

 

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