市議団だより−議会&市政の報告
【08.07.08】市議団の視察報告…吹田市
放課後子ども教室や学童保育など
8日から10日にかけて、日本共産党豊田市議団は、会派としての行政視察を行っています。大村、根本両市議と党豊田市委員会の加藤事務局長が参加しています。
8日は、大阪府吹田市を訪れて、放課後の子どもの居場所「太陽の広場」、学童保育、児童館の各事業を視察しました。
「太陽の広場」は、放課後や土曜日、長期休業日に児童の安全・安心な居場所をつくろうという事業です。訪問した太陽の広場「千里たけみ」は千里ニュータウンの中になる小学校に隣接した「竹見台多目的施設」の中にあります。小学校のグランドや体育館も使えます。PTA関係者の有償ボランティアなどが子ども達の見守りと遊びの援助をしています。文科省が昨年度から実施している「放課後子ども教室推進事業」としても位置づけられています。
■上の画像は、「太陽の広場」で説明を聞く大村、根本両市議
学童保育は、吹田市内の36小学校区の全てに公設、公営で行われています。設置の仕方は、小学校の空き教室や敷地内にプレハブを設置して対応しているなど、豊田市と同様な感じでした。大きな違いは、指導員です。保育士もしくは教員の免許をもっている人を市が面接採用して直接雇用しています。また、保護者会が組織されていて、地域が一緒になって子育てにかかわっている「地域力」が発揮されていると感じました。
他に、同じ地域に「竹見台児童館」もあり、児童厚生員は5名いて、子どもたちを対象とした遊びの企画が様々に組まれていました。
■上の画像は、学童保育で説明を聞く大村、根本両市議