市議団だより−豊田のまちから
【08.07.06】豊田革新懇が総会と講演会の集い
非正規雇用!働き方から考える今の日本
豊田革新懇が10周年を迎えて、豊田市青少年センターで総会を開催しました。当日は、開会あいさつを代表世話人である岩田道子さん(元社会党市議。豊田9条の会)が行われ、その後、この間の取り組みや会計報告、今後の活動計画や役員(世話人と事務室員)の提案がされて拍手で確認されました。
第2部は記念講演会。愛労連の事務局長である榑松佐一さんから「非正規雇用!働き方から考える今の日本」というテーマで講演が行われました。
この間、革新運動の努力で大きな変化が起きていることを4点〜(1)トヨタ過労死裁判(内野)の勝利 (2)イラク派兵違憲判決の勝利 (3)偽装請負告発から日雇い派遣の禁止への動き (4)外国人研修生支援活動からの変化など、愛労連の事務局長として運動や労働相談の実際の現場で体験した人ならではのリアルな話は、参加者に大きな元気を与えてくれました。
また、中日新聞がトヨタの下請けや労働問題を特集した記事を連載するなど、マスコミの中にも変化が生まれている事と、内野裁判の勝利が影響を与えている点などを述べて、豊田革新懇の果たす役割に大いに期待をされる発言もありました。
豊田革新懇では、今後も年に2回程度、市民と一緒に考える講演会やシンポジウムを開催していく計画をしています。