市議団だより−議会&市政の報告豊田のまちから

【08.06.24】豊田市内の自殺者 平成で2倍に

平成元年度38人から平成18年度74人へ

   自殺者が9年連続で3万人を超え、そのうち経済苦を理由に自殺する人が毎年7千人におよぶ今の日本。「豊か」と他地域から言われる豊田市でも例外ではありません。
豊田市内の自殺者は、平成元年度の38人から平成18年度の74人に急増しています。これは、平成18年度の交通事故死20人の3.7倍にもなります。別表参照
全国の自殺者数の推移では、平成元年の2万1千人から平成18年の3万人へ1.4倍に増えているのですが、豊田市は1.94倍に増えたわけですから、むしろ深刻だと言わなくてはなりません。
 日本共産党は、現在の自殺の状況は、もはや個人の問題ではなく政治が正面から取り組むべき課題だと考えて、対策をとるように訴えてきました。その中で、2006年には超党派で提案した自殺対策基本法案が成立しました。日本共産党は小池晃参院議員が「超党派の会」の幹事として法案策定に参加しました。
 豊田市の現状をふまえて、日本共産党市議団は、行政としての対策を、さらに求めていくとしています。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る