【10.07.20】党市議団として、行政視察に出ています…今日は川越市
日本共産党豊田市議団として20日から22日の3日間、行政視察に出かけています。20日は埼玉県川越市で住宅リフォーム補助制度と小規模公共工事参入に対する小事業者の登録制度。21日は山梨県都留市で小水力発電、山梨市で廃食油収集とバイオディーゼル燃料製造。22日は静岡県浜松市で外国人ワンストップ相談事業について視察します。
◇川越市の住宅リフォーム補助制度。10年間で市からの補助合計額は7849万円、リフォーム工事総額は20億9479万円。26倍の「経済効果」!!
平成12年度から「地域経済対策」として始まった制度です。市民が住宅をリフォームする際に、市が工事費の5パーセントで上限10万円まで補助する制度(今年度から上限8万円に変更)。
市民からの希望は大変多く、10年たった今も、申請数が増えています。年度の初め頃に予算額がほぼ申請でいっぱいになってしまうため、平等を帰すために補助上限額を8万円万円に下げたということでした。
※上の画像は、川越市で有名な「時の鐘」の前で
◇川越市の小規模修理・修繕等契約希望者登録制度。市内経済の活性化にかかせない!と説明された。
市の公共事業のうち、修理・修繕50万円以内、工事130万円以内のものについて、市内の小規模な事業者が市に登録しておいて、工事を受注できるようにしたものです。
平成11年度から制度を始めています。例えば、昨年度(21年度)では修繕で879件、工事で2件の発注で3656万円の公共工事を小規模事業者が受注しました。
「工事の内容は問題ないですか」と質問すると「全く問題ない。むしろ、地域の身近な業者さんが工事を行うわけで、信用問題から言って一生懸命やってもらっている」とのこと。また、修繕工事の実施までのスピードについてお聞きすると、入札の手続きがない分、随分、スムーズに工事を始めてもらえるとのこと。
10年の経験を聞いて、有効な地域経済対策だと実感しました。