活動日誌−大村よしのり
【08.07.31】行政視察2日目…富山市
コンパクトシティーの取組と公共交通
富山市の説明を聞きました。低密度な市街地の都市、自動車交通への依存度が高いという現状分析を行っていましたが、豊田市と同様な特徴です。富山ライトレール(路面電車と軌道電車を統一的に結んだ日本初の試み)を、まちづくりの軸として位置づけて、コンパクトなまちをつくるという政策はたいへん興味深いものでした。
ただ、公共交通を便利にすることで、まちの活性化が自動的にすすむわけではないと思います。その点で地域核的な位置づけでコンパクトシティーの配置はできても、その地域核ごとの政策は、まだこれからだという説明でした。この点は、今後の富山市版コンパクトシティーの推移をみてみたい。