活動日誌−大村よしのり

【08.07.16】柏市のがん対策、板橋区のエコポリスセンターを視察

   環境福祉委員会での視察2日目です。
 「柏市がん対策プロジェクト2008」について説明を聞きました。がん検診の受診率をあげる啓発活動をJリーグ柏レイソルとの連携でアピールしているやり方などは、参考になりました。また、国立がんセンター病院をはじめ地域に高度医療を担う病院や研究所が集積しているので、大変有利だと感じました。保健衛生審議会を年4回行って、市の医師会、病院の医師どおしとの交流をすすめていくという事でしたが、実際に顔のみえる連携を行って、ネットワークをつくっていく事はとても大切だといってみえました。市としてイニシアチブを発揮したいと説明されたが、そういう意欲は学ぶべきだと感じました。

   

 エコポリスセンターは、環境学習拠点施設です。平成7年に開設したという事で、このような位置づけの施設を、早い時点で実施してきた先見性は見習うべきだと感じました。
 また、施設に来てもらって学ぶというだけでなく、環境学習指導者の養成や教員・保育士への環境学習研修、大学との連携など、施設としての拠点というだけでなく、施策推進の拠点という役割をはたしている点は、豊田市と大きな違いだと思いました。それは、職員体制からそもそも違います。自治体の正規職員15名、非常勤職員4名ということでした。豊田市の「エコット」は市の職員ではなく民間への委託で運営しています。そもそもの位置づけのあり方を参考にすべきだと感じました。
 ◆下の画像は、エコポリスセンターの中にあるリサイクル工房「現代のいかけやさん」の前です  

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