市議団だより−議会&市政の報告

【15.03.14】根本市議の一般質問

高い国保税1世帯1万円値下げを

  国民健康保険の加入世帯は、多くが中小業者、その従業員、農業者、年金生活者です。収入は増えないばかりか減っているのが現状です。保険税は負担能力を超えるほどの負担であるため、「暮らしを切り詰めるだけ切り詰めて、払っている」「とても払っていけない。」との市民の方の訴えが寄せられています。
国民健康保険税の値上げの推移では、国民健康保険会計に占める、国庫支出金では、平成23年度は6万5677円(17、9%)、25年度は6万3666円(16、8%、27年度は6万1234円
(16、2%)と、削減しています。27年度はさらに、値上げとなります。
 議案質疑で、保険料の所得に占める負担率は、組合健保(5,3%)、協会健保(7,6%)にくらべ、国保は9,8%と高い負担となっていることがわかりました。
一般会計から繰り入れて、値上げを抑えることはできないのでしょうか。1人当たりの繰り入れ額を比較すると、豊田市は6,629円 岡崎市は19,619円、刈谷市は 16,404円、安城市13,085円となっており、他市並みに繰り入れ額を増やせば、保険税は引下げることができます。
ため込んだ基金の総額は、約
30億円。取り崩し額は2年で14億だけです。根本市議は、さらに取り崩しをおこなって、1世帯1万円の値下げで、払える金額にするよう求めました。

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