市議団だより−豊田のまちから

【08.10.20】国際反戦デーに呼応して、10.20豊田集会

夕暮れの豊田のまちを提灯デモ

   国際反戦デーに呼応した「10.20豊田集会」と提灯デモが行われました。豊田加茂労連や新婦人豊田支部、年金者組合豊田支部などによる実行委員会が主催。60名の参加者が夕暮れの豊田駅前をシュプレヒコールを上げながらパレードを行いました。
 集会では、参加者によって、「アピール」が採択されました。
◆アピールは以下のとおりです。
 「10.20豊田集会 アピール」
 私達は、平和と市民生活の向上を求めて、本日、ここに集い、政府ならびに愛知県政、豊田市政に切実な市民要求の実現を訴えます。
 1966年、アメリカ軍のベトナム戦争介入に対して、世界規模の統一的な反戦行動が初めて行われた10月21日。これを記念して、私達は、これまで10.21国際反戦デーに連帯して毎年、集会を続け、反戦平和と国民の諸要求実現をアピールしてきました。
この間、「構造改革」路線によって、不安定雇用、「使い捨て」雇用がどんどん増やされ、若者が「希望」を持てない社会になっています。後期高齢者医療制度をはじめ、介護・年金・医療などあらゆる分野で社会保障の負担増と切り捨てがすすめられました。自公政権と財界は、金融不安を理由に、さらなるしわ寄せを労働者・国民に押しつけようとしています。また、アメリカいいなりの政治で、インド洋での給油活動を続けるための新テロ特措法も無理矢理、通そうとしています。
このような、今の政治に対して、私達は、次の要求を提起し、その実現をアピールします。
(1)高齢者の暮らしと健康に重大な影響を及ぼす後期高齢者医療制度は廃止せよ
(2)労働者の使い捨てを野放しにする、労働者派遣法を抜本的に改め、労働者保護法に改定せよ
(3)消費税増税計画をやめよ。「大企業に減税、庶民に増税」の逆立ち税制を改めよ。
(4)アメリカ発の金融不安のツケを庶民に回すな。物価高から国民生活を守れ
(5)最低賃金法を改定し、時給1000円を目標に抜本的に引き上げよ
(6)過労死をもたらす長時間労働とサービス残業を是正せよ
(7)「消えた年金」「消された年金」を早急に解決せよ。最低保障年金制度を創設せよ
(8)新テロ特措法反対。インド洋から自衛隊は撤退せよ
(9)日本を海外で戦争する国につくりかえる憲法改悪に反対
(10)地球温暖化を防ぐため、大企業のCO2排出責任を明確にして、対策を急げ
(11)違法企業からの献金疑惑を徹底糾明せよ。企業・団体献金を禁止し、政党助成金を廃止せよ
(12)先生を増やして、小中学校全学年に少人数学級を拡大せよ。全国学力テストは廃止せよ。
(13)汚染米の原因を究明し、コメの輸入は中止せよ。食糧自給率を引き上げて、食の安全を守れ
2008年10月20日 「10.20豊田集会」参加者一同


 

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