市議団だより−豊田のまちから
【08.08.11】豊田で海外代表迎えて交流会
フィリピン、ロシアからの海外代表
原水爆禁止世界大会に出席したフィリピンとロシアの海外代表を迎えて、豊田地域原水協は、11日、平和運動に取り組む地元市民との交流会を開催しました。
出席した海外代表は、非核フィリピン連合事務局長のコラソン・ファブロスさんと、チェリャビンスク自然公共基金会長のアンドレイ・タレフリンさんです。
交流会に先立って、日本共産党の大村市議(豊田地域原水協事務局長)と根本市議がトヨタ自動車本社の前に案内して、内野裁判勝利の意義やトヨタ総行動など、豊田地域のたたかいを紹介。
海外代表は、豊田市美術館で日本を代表する漆芸術作家の高橋節郎の作品鑑賞や、併設されている茶室での抹茶体験などを通じて地元の新婦人の女性達と交流をはかりました。
さらに、豊田市を表敬訪問し、加藤副市長と懇談し、世界大会で提起された新しい署名「核兵器のない世界を」をすすめました。
夕方から開催された交流会では、フィリピンでの米軍の軍事訓練による被害の問題や、ロシアの核施設の事故による被害の問題などが海外代表から報告されました。また、豊田地域での平和運動の取り組みが報告され、8月9日の長崎原爆の日に取り組んだ署名活動などに海外代表から共感の声があがりました。海外代表に、新婦人の女性達から手作りの布草履などがプレゼントされ、交流とともに、連帯を強める交流会となりました。