活動日誌−大村よしのり

【10.04.17】PTA総会が続いた一日

   午前中は、梅坪小学校のPTA総会、午後は梅坪台中学校のPTA総会、夕方からは梅坪小学校のPTAの歓送迎会と、一日中、PTA関係の行事に出席した日でした。
 私は、梅坪台中学校のPTA総会で来賓あいさつをしました。
 挨拶は、長くてもいけないし、内容も、ありきたりではいけないし、色々悩むものです。こんな挨拶をしました。
……………………………
 PTA活動に、大いに期待を表明しつつ、ごあいさつを一言申し上げたいと思います。
 子どもさん達も思春期に入って、いろいろ、ご心配があろうかと思います。私どものところに不登校の相談が結構、入るのですが、このごろはおばあちゃんから、お孫さんの不登校の相談がはいるケースが結構あります。
 私も2人の息子を育てましたが、子ども達の不登校を経験しました。親のほうは、こういう対応をしようと、子ども達とも話すのですが、おじいちゃん、おばあちゃん達の時代の価値観からみると、とても心配でしょうがない。そのギャップというものは当然あるわけです。もちろん、子ども達と親の価値観も、時代背景一つとっても違う。だから、家族で、よく話し合ったものです。子どもたちとの間の信頼関係をどのように築けるか、ここが鍵だと、今は思います。
 今の時代、子ども達の多くが、自己肯定感をもつことができないと、言われています。これは諸外国と比べてみても日本が飛び抜けている。そいう中で、子ども達の居場所がなくなっているんですね。物理的な場所ではなくて、自分の存在意義を感じられる所という事です。
 学校が、子ども達にとって、学ぶ場であると同時に、居場所と感じられるところであってほしいと思います。そして、何よりも、家庭が、そうであってほしい。
 PTA活動で、教職員のみなさんと、保護者のみなさんが、子ども達の現在と未来について、腹を割って話し合える、そういうものとして前進されますことを願っております。
 本日は、総会のご盛会、まことにおめでとうございます。以上で、ご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る