活動日誌−大村よしのり
【09.03.22】被爆者の体験、「ききプロ」
昨日(21日)は、瀬戸市で被爆者の体験を聞く「ききプロ」に出かけていました。
「ききプロ」は、愛知県の原水協、平和委員会青年学生部、原水爆被災者の会(愛友会)などが共同して実行委員会をつくり、被爆者の証言を若い世代に語り継ぎながら、その模様をビデオに録画して保存していく活動です。被爆体験を聞き取るプロジェクトの略で「ききプロ」。私も、その実行委員会にかかわっています。
当日、被爆体験を話してくださったのは、加藤錦三さん。瀬戸市指定無形文化財「陶芸 織部」保持者として認定された陶芸作家の先生です。
今年80歳を迎える加藤さんは、広島にあった三菱の工場で被爆、建物の下敷きになったが、運良く助かり、すぐに爆心地近くで被災者の救護活動を行いました。現在に至るも、目立った症状は出ず健康で、「生かされている」と感じていると語られました。悲惨な広島を語る人も少なくなり、平和憲法9条守って、再び戦争のないように、被爆者として語り続けたいと語ってくれました。。