活動日誌−大村よしのり
【08.09.14】「自共激突」名古屋駅西で志位委員長街頭演説会
3000人を超える聴衆が拍手喝采
14日、日本共産党の志位和夫委員長が、名古屋駅西前広場で街頭演説会を行い、3000人を超える聴衆が演説を聞き、随所で共感の拍手が起こりました。
志位委員長は、今の政治の中身を変えるには、大企業べったりの政治と、アメリカ言いなり政治を改めることが大切だと強調。若者を使い捨てにする派遣労働や、お年寄りを「姥捨て山」に追いやる後期高齢者医療制度を改めると決意を述べました。
財源問題にふれて、消費税の引き上げを許さず、食料品は非課税にするという党の政策を訴えるとともに、大企業には利益にふさわして負担を求めることや、軍事費を削る事、なにより、政党助成金をやめれば、320億円の財源が出てくると強調。その金額は、制度改悪された障害者福祉の応益負担分を、そのまま自己負担ゼロにすることができる金額と符号すると訴えました。
平和の問題で、世界から紛争をすぐになくす事は難しいかもしれないが、紛争を戦争に発展させない事は、人類の叡智でできると強調。日本国憲法が、先駆的に示した方向こそが世界平和を創造する力になるとして、憲法9条を守る事を強調しました。
最後に、自民、民主は政治の中身では同様であり、日本共産党の躍進で、政治の中身を変えようと、支持を訴えました。
当日、名古屋駅の反対側では、自民党の総裁選候補が並んで街頭演説会を行っていました。しかし、「小泉旋風」の時のような熱気は感じられない集まりでした。「誰がやっても同じ」と庶民から見破られつつあるという事ではないでしょうか。