活動日誌−大村よしのり
【08.08.23】被爆者医療と原爆症認定制度 学習会に参加して
反核医師の会・愛知の主催で「被爆者医療と原爆症認定制度を学ぶ研究会」が名古屋伏見にある愛知保険医協会の会議室で開催されました。
研究会の対象はお医者さんたちです。私も、県原水協の役員として参加しました。お話は、きわめて専門的で難しいものです。広島医療生協共立病院の青木克明医師から、新しい原爆症認定にあたっての医師の意見書を書くにあたっての前提となる医学的なお話は、難しいけれど、たいへん役立ちました。被爆者の方達の相談に乗るのに、とても役立つものでした。物理学者の沢田昭二名古屋大学名誉教授のお話は、「残留放射線被曝の封印を解く」というもので、参加した医師の方達からも、物理学的な解明の困難さを生物学的な実証で解明された、と感動の声があがりました。原爆症認定訴訟愛知弁護団の樽井直樹弁護士からは、裁判の現在の状況がほうこくされ、引き続きの支援が訴えられました。
医師の方達が参加され、真剣に取り組んで見える姿にふれて、大変感動しました。